2022-09-03 ベタ ハーフムーンの飼育について~カラフルと茜月(あかねづき)が教えてくれたこと~ ベタ ハーフムーンを飼育する際の宿命「ヒレ欠け」と混泳飼育の継続について🌕️ (わが家に入居したばかりの茜月) (2週間経過後にヒレ欠けが始まった茜月) ショーベタの中で最も繊細で美しい月のようなヒレをたたえるハーフムーンは、日常の生活、特に泳ぐことで上記のように劣化・損耗する可能性が高く、私のように他の魚と混泳飼育を行うことはまさにチャレンジといえます🤔 特にこの茜月(あかねづき)は非常に活発で活動量の多い個体💨のため、わずか2週間でヒレの損耗が始まってしまったのです😥 今回、早めにヒレの損耗を回復させようと隣に15cmキューブ水槽(十分な広さです)をセットし、茜月に一時療養を開始してもらうことにしました(水はすまいのグラミー水槽と新規のブレンドとしました) 運動(泳ぎ)を控えめにすることに加え、sumaというビタミン剤浴をしてヒレの修復を後押しするのです 🏥💊 ところが、翌日から茜月に問題が発生します…😨 (白いモヤモヤ、透明度の落ちた水の中で次第に元気をなくす茜月、それでも飼い主の呼びかけには応じようとしてくれます) (ちょっとわかりにくいですが🙄)身体から多量の粘膜質が分離(これは環境が変わったなどのストレスによる新陳代謝異常、生理現象であって病気ではないといわれています)、水槽内は白いモヤモヤであふれ、水を交換してもベタ用バイオフィルターを入れても処理が追いつかなくなりました😥 さらに、便秘で一切便が出なくなりました😰 これは完全な適応障害、療養どころか助けを求めている状況でした😢療養を3日で切り上げ、元のすまい(グラミー水槽)に戻すことにしました すると、ボトルで慣らしている最中にフレアリングして便が出ました❗️👏 その後の回復ぶりは、飼い主を安心させるとともに、その過ちを教えてくれているようでした! (飼主の手まねきに全身で喜びを表す茜月🌕️) 上の喜びにあふれる茜月の動画はコチラ👏https://youtu.be/S5eFRxbHOfg …ひとたび混泳水槽をすまいとして定着したベタは おそらくですが、もはや単独飼育には耐えられないのです(同じ水槽の水を循環させてもダメ、水質の問題ではないのです※) ※かつてハーフムーンのカラフルが同じ水槽の水を循環したサテライト療養を行った、これまでで最も聡明で心身機能に優れた個体でしたが、療養10日後に運動失調(浮いたエサを食べようとしても口の位置を合わせられず食べられないという症状)を発症、他のエサで様子をみたものの7割ほどヒレの修復が済んでいたため2日後にすまいに帰したところ、ほどなく元通りに回復したという出来事 ベタが周りの魚(住人)たちを追い回すことはあっても、みんなでその社会に属して、相互作用の中で生活しているのだと思います たとえ療養先で飼い主がいままで同様に愛情をかけようとも、茜月は失った社会・環境の影響は免れることができませんでした😓 人間でも同じですね🤔 日常の動作で多少ヒレを傷めようと 好きなように泳いで活動する自由な生活こそが、茜月にとって大切なことになっていて 飼い主のしたことは「自由な生活を奪うこと」 文字どおり「余計なお世話」だったのです😥 それでも そんな過ちを犯した飼い主を慕い、ついてきてくれるベタたちには感謝しかありません😊✨ 茜月 これからもいっぱい遊んで💫 一緒に楽しく暮らしましょう❗️😄